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特集2「iCON FREEEAK10000SP」
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IconPartyについて
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Text File
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1999-02-10
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6KB
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45 lines
IconParty(0.86b1)について
☆はじめに
ダウンロードしていただき、ありがとうございます。まだテスト中バージョンなのでいろいろと不具合もあるかと思います。すみませんが、もし不具合が見つかりましたらメールか何かで教えていただけると助かります。よろしくお願いします。
名前にIconとついていますが、アイコンを編集するための機能はほとんどできていません。また、その他の機能もつくりかけでまだ実装できていないものがたくさんありますので、付属のマニュアルをよく読んでご使用ください。
書類のアイコンを再び変更しました。申し訳ありませんがデスクトップファイルの再構築をお願いします。
☆なにをするもの?
IconPartyは256色専用のペイントソフト兼アイコンエディタです。ペイントの機能の方はほぼ完成していますがアイコンに関する機能はまだ不完全なところもあります。
開くことができる画像ファイルはPICTのみです。QuickTime 3.0以降がインストールされているとJPEGやGIFも開くことができます。256色より色数の多いものについては自動的に256色に減色されます。また、アイコンのリソースを含んだファイルを開くことができます。編集可能なリソースは「icl8」「icl4」「ICN#」「ics8」「ics4」「ics#」のみとなっています。基本的にFinderで表示するアイコンを作ることを目的にしていますので「icl8」、「ICN#」は最低限必要になります。
保存できる形式はPICT、GIF、アイコンつきのフォルダです。GIFでの保存ではLZWを使わずにmiGIF compression(mouse and ivo's GIF-Compatible Compression)というアルゴリズムを使用しています。LZWと互換性がありますが圧縮効率が悪いものです。96*64で適当な絵を作ってそれをLZW、miGIFでそれぞれ保存してみたところ、それぞれ1,147バイト、1,405バイトになりました。ですからWebなどで使うGIFファイルを作る場合には他のユーティリティで変換してやる方がいいかと思います。なぜこの圧縮効率の悪い圧縮方法を使っているかについて気になる方は「GIFについて」を参照してください。
アイコンつきのフォルダに保存した場合にはサイズが自動的にアイコンにあうサイズに縮小されます。256色以外のアイコンは自動的に減色されますが、あまりきれいにはいかないかと思いますのでちゃんとしたアイコンを作りたい場合は16色や白黒のアイコンの絵も作成し、アイコンリストウィンドウ、アイコンファミリウィンドウを使ってアイコンを作る方がいいかと思います。
☆動作環境
漢字Talk7以降、MacOS7.6以降を搭載したすべてのMacintosh、および互換機で動作します。空きメモリは500kくらいあれば動きます。256色以上表示できるディスプレイがあるほうがいいでしょう。
動作テストはKT7.1/PowerBook 145B、MacOS8.5/PowerMacG3 DT233で行っています。
☆使い方
「IconParty」と書かれたアイコンをダブルクリックすると起動して、いくつかウィンドウが表示されます。他のペイントソフトを使ったことがある方ならほとんど違和感なく使用できると思います。他のものを使用したことがなくても難しいことはないと思います。
一応まだ暫定版ですがマニュアルを用意しましたので細かい機能についてはそちらを参照してください。知っておくと便利な機能もたくさんありますので。「マニュアル(HTML)」フォルダにある「index.html」を開いてみてください。
☆今後の予定
とりあえず作りかけの機能をちゃんと作ります。ほかにもいろいろアイデアがあるので、できるだけ実現したいと思っています
最新バージョンは、Web上で公開しています。URLは、「http://hp.vector.co.jp/authors/VA010318/」です(添付の「あまつぶへ」というファイルをダブルクリックすればいけます)。「Macのソフト」というリンクから辿って下さい。
機能のアイデアなども募集しております。よろしくお願いします。
☆著作権に関してなど
このソフトウェアは今のところフリーウェアです(正式バージョンはシェアウェアになる予定です)。ご自由にコピー/配布していただいて構いません。が、ドキュメントやプログラム自体の内容を変更せず、ダウンロードしたままの形でお願いします。また、他のネットワークなどに転載する場合には転載後にでもメールいただけるとうれしいです。雑誌などに掲載する場合には、事前に連絡ください。
フローティングパレット用に、Infinity Systems作成の「Infinity Windoid 3.0.1」収録のWDEFを使用させていただきました。また、フローティングパレットに関する各種ルーチンはDean Yu氏作成、Dave Johnson氏編集のWindowExtensions.cを使用させていただきました。
初期設定ダイアログで「Jims CDEFs v1.51」から「Tab Panel CDEF」を日本語の表示が可能なようにコンパイルしなおしたものを使用させていただきました。
GIF保存ルーチンは、Boutell Com, Inc作成のgd 1.3を参考にさせていただきました。Non-LZW-based GIF compression code copyright 1998, by Hutchison Avenue Software Corporation (http://www.hasc.com/,info@hasc.com).
タブレットに関する処理については、ワコム提供のソースファイルを参考にさせていただきました。
インタフェースなどについては、Photoshop、クラリスワークス、HyperCardを参考にしています。
また、このソフトウェアを使用したことによるいかなる損害も、作者はその責任を負いません。
☆GIFについて
GIFで使用されているLZWという圧縮アルゴリズムは米国UNISYSの特許で、これを使用するためには使用料金を支払わないといけません。これはフリーウェアであるか製品であるかに関わらず一定の料金になっています(製品の場合はその製品からうまれた利益に従って料金が追加されますが)。具体的な価格には触れませんが、フリーウェアに搭載するには「え?」と思うくらい高いです(苦笑)。
そんなわけでLZWを使わない圧縮方法であるmiGIFという圧縮アルゴリズムを使う方法でGIF保存を実現しています。圧縮効率が悪いのでこれを使うくらいならおそらく別のソフトで変換した方がいいかとは思いますがせっかく一度はGIFの保存ができるようにしたんだからということでこの方法を使うことにしました。他の方法でうまいことできるようであればそれも模索するつもりではありますが(他のアプリケーションにデータを送ってGIFにしてもらうとか)。
☆おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見、ご感想、バグ情報などありましたら、お気軽にメールください。「こんな機能つけてほしいな」とか「ここ、おかしいよ」とかなんでも結構です。よろしくお願いします。
99.2.10 いいむらなおき(iimura@ma1.seikyou.ne.jp)